2015年1月19日付けでJCABより最新の切替基準が発表されています。

外国で取得した航空英語能力証明の切替について JCAB 航空英語証明係

JCABは切替元の国の航空英語能力証明が「国際民間航空条約附属書第1」に準拠しているか、
いないのかを厳に判断しており、今回の基準では従来と比較して以下が変更となっています。

カナダからの切替 (書き替え)

一昨年12月に「カナダの航空英語能力証明の運用に疑義が生じた」として一時的に切替が停止
されていましたが、今回の基準ではアメリカと同じ扱いになってしまいました。
カナダでは航空英語能力証明の評価基準(結果)がExpert、Operational、Below-operationalの
3つのレベルしかありません。
一昨年の切替停止以前はExpertはレベル6、Operationalはレベル4で切替できていました。
しかし2015年1月19日以降はカナダでExpertの評価を受けていてもJCABではレベル4にしか
切替しないということです。

従って北米(アメリカ、カナダ)のライセンスからの切替はレベル4のみということになります。

イギリス(EASA)からの切替 (書き替え)

問題なくEASAの評価レベルと同レベルにてJCABの航空英語証明に切替可能です。

ただEASAではレベル4の有効期間を4年としているのに対し「国際民間航空条約附属書第1」
ではレベル4の有効期間は3年とされています。
従ってEASAでレベル4の評価を受けた方がJCABへ切替をされる際には最大で1年、期間の短く
なったJCABの航空英語証明が発行されるということです。
なおレベル5(有効期間6年)とレベル6(無期限)はEASAと「国際民間航空条約附属書第1」の
有効期限は同じであることからこの不具合は発生しません。

以前はイギリス(EASA)からの切替について、ここまで明確にJCABのウェブサイトに書かれて
いなかったので、今回は補足というか、注意喚起といったところなのだと思います。