ヨーロッパでパイロットになろうーEASAライセンスとその魅力

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本頁ではEASAのfATPLとなった後、エアラインで大型機に乗務するまでの仕組みと訓練について
簡単ではありますがまとめます。
ただこれはあくまでもEU国籍を持つ方やEASAのTR(Type Rating:型式限定)を必要とされている
方への情報であり、将来的にJCAB免許への切り替えをされる予定の方には必須ではありません
ので、無視して頂いて構いません。

通常、中/大型の航空機は操縦士2名での運航が義務づけられています。
これらの機体は初等訓練で使用する小型機と比較してシステムが複雑であり、昨日まで小型セスナ機を操縦していたパイロットが今日いきなりボーイング製の大型機を運航することは当然不可能です。
また大型機のパイロットとはいえ、異なる機種や異なるメーカー(例えばボーイングやエアバスなど)の航空機を何の訓練もなく操縦することも不可能でしょう。
パイロットはきちんと乗務する航空機について熟知している必要があります。
それを証明するものがType Rating(型式限定)とよばれる証明です。
これはライセンスに記載される、その航空機を操縦しても良いという、いわば機種別の免許のようなものです。
エアラインのパイロットはこれらの資格を持って日々大型機を運航しています。

TRは個人でも取得できます。
順を追ってTR取得までの道をご説明します。

なおEASAライセンスはEASA加盟国間にて有効ですから、EASA加盟国内のどの訓練機関でこれらのコースを修了されてもそれらは有効です。
当校でも来年内を目処にMCCコースを開講する予定です。

これらのコースの詳細については個別にご案内させて頂いております。
ご興味のある方はお問い合わせください。

 
mccjoctr

 

MCC (Multi Crew Co-operation) コース

通常TRが必要とされる航空機はパイロット2名での運航が義務づけられた機体です。
(ただ1名での運航が許可されているにも関わらず、TRが必要な機種もあります)
しかしながら初等訓練は自身が全てをこなす1名運航の小型機で行われてきました。
そこで2名運航のTRを取得する前に修了を義務づけられているのがMCCと呼ばれる主にクルー間の連携に係る訓練を主眼としたコースです。
MCCはEASAの公式なRatingではなく、ライセンスに記載される訳ではありませんが、訓練機関
からコース修了証が発行されます。
またEUのエアラインの副操縦士訓練生への応募条件にMCCコースを修了していることが求められていることが通常です。

JOC (Jet Orientation Course)

初等訓練機からジェット機への移行に際して、特に問題となるのがその速度の違いです。
JOCは特に上記の克服を主眼としたコースで、特にMCCと併せて受講する訓練生が多いようです。
しかしJOCはTR取得やエアラインへの応募の前提条件になってはいません。

TR (Type Rating) コース

EASAのTRコースは2段階の訓練課程があります。
座学やシミュレーターを用いた地上訓練、そして実機訓練(ベーストレーニング)です。
実機訓練ではTRを受けようとする機体を用いて実際に連続離着陸訓練が行われます。

この実機訓練を行う点がアメリカとは大きく異なる点です。
アメリカでも個人でTRを取得することはできますが、ロータイマーの場合には「制限付きのTR」
となるはずです。
そしてある程度実機での飛行経験を得た後にこの「制限」が解除される、という仕組みだったと
思います。

EASAの場合は最初から実機訓練がありますので、最初から「制限」のないTRが取得できます。
デメリットとしては費用がアメリカの1.5倍〜となってしまうところでしょうか。

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